入居者のご家族様から施設職員へお手紙を頂きました。ありがとうございました。
こちらの入居者の方は病院からの入居となり、入院中の面会は感染状況の厳しい時でしたので、オンラインのみの面会で十分な面会ができていませんでした。当施設に入居後は一定の制限下での直接面会をし、感染状況が落ち着く中で、より近い場所での面会へと切り替わってきました。面会中はご本人様のいい反応を見られ、ご家族様も喜ばれ、そのやり取りを見ていると家族の絆を感じる事ができました。
5月8日より新型コロナウイルス感染症が感染症法上の「5類」へ位置づけられました。しかしながら高齢者施設としては感染対策の継続を求められています。
その中で、対応方法の検討を重ね、コロナ禍以前のような生活を求めて行けられたら。と思っています。
3月の終わり、お彼岸の時期に「牡丹餅つくり」を行いました。
入居者の皆さまに形を作る様に声掛けをし、自分の食べる分を作って頂きました。
傍らで介助をしていた職員からは「みなさん、上手につくっていました。できん。できん。と言いながらも体が覚えていたのか、きれいな形になって嬉しそうでした。」とありました。
昔は、既製品を買って来るのではなく作っている家庭が多かったはずです。入居者の皆さまの長年培っていた能力を感じる事が出来ました。
掲載が遅くなり申し訳ありません。
入居者のご家族から「おばあちゃんの誕生日だったのに面会の予約を忘れちゃったから、ごめんね~。このおまんじゅうを渡してくれない~?」とありました。
本人にお渡しして「わしに、おくれるのかん。ありがと。」と言いながら美味しそうに食べていました。
甘い物が好きな方が多いですね。
3階佐久島ユニットでおやつレクリエーションとして「ホットケーキ作り」をしました。
焼き上がりをじーっと見ている方がいたり、焼きあがったホットケーキを「早く、おくれん。」とと言われる方がいたりして楽しそうに過ごされていました。
食べた方は「柔らかくて美味しいね~。」や「私は、あんこを乗せて。」と皆さん満足されていました。
自宅ではないですが、当施設内で夫婦が再会しています。
病気等になり入院が必要でしたが、コロナ禍で面会も十分に出来ずに会える機会はほとんど無かったと思います。治療を経て介護を要するようになり、自宅での介護が難しく、その配偶者も同じように要介護状態となっていて、当施設の短期入所を利用されていました。
職員から「手をつないで写真を撮るよ~。」と声を掛けると照れる表情をされて手を握っていました。又、短期入所の日程を終え、自宅に帰る時は「また来るでね。」「また来てね。」とお互いに声をかけていました。
久しぶりに会った時は、涙を流したりキスを求めたりと仲睦まじい夫婦の絆を見る事が出来ました。夫婦の絆の場としても感染症対策を実施しながら、サービス提供を進めていきます。